Delphion® ヘルプセンター - IPC Reform アップデート
IPC改定について
更新日: 2006年1月2日
2006年1月1日よりIPC7版に代わり、IPCリフォーム(IPC-R)が発効されました。IPC第8版とも呼ばれますが、「IPC-R」は急速に進展する技術分野に対応可能な迅速な改定サイクルと、新規公開文献のみならず既発行文献への再分類を実施するこの新たな分類システムの性質をより明確に表現します。主な改正点は以下の通りです:
- IPC-R検索コード
- 2つの分類レベル:アドバンストとコア(およびサブクラス)
- 発明および非発明コード
- バージョン
- IPC分類の改定頻度
- 既発行文献の再分類
2006年1月より発効されたアドバンストレベルは、先のIPC第7版に類似した階層構造を持ちます。急速に発展する技術分野に対応するために3ヶ月ごとに分類改定が実施されます。アドバンストIPC分類は適合性を重視する検索および大規模特許庁が発行する公報の検索に適しています。
アドバンストレベルはPCT最小限資料国などを含む大規模特許庁の発行公報に付与されます。Delphionのフルテキスト・コレクションは全て最小限資料国特許庁公報です。
アドバンストレベルで分類を付与される文献にはアドバンストコードより自動処理でコアレベルの分類も付与されます。コアレベル分類はアドバンストレベルと同一の分類となる場合もありますが、通常は異なります。
IPC-Rにおけるコアレベル分類はアドバンストレベルよりも大まかな分類構成で、サブグループは大幅に少なく、ほとんどの分類項目はメイングループレベルまでの階層構造を持ちます(サブグループは00と表示されます)。アドバンストに比べ分類階層が浅く改定の少ないコア分類は小・中規模特許庁がその発行公報に付与するもので、3年ごとに改定されます。
コアレベルを用いた検索では網羅的により多くの検索結果を得ることができ、またコアレベル分類が付与された小規模特許庁発行の公報も検索対象に含まれます。
IPC-Rではアドバンストおよびコアレベルによる区別に加え、特許公報が4桁のみの分類コードが付与される場合があります。この場合、IPC-Rコードにはサブクラスレベルの分類であることを示すタグがつきます。
IPC-Rでは以下の2つの情報レベルのコードが付与されます:
発明情報
非発明情報
WIPOの指針:
「発明情報とは特許公報(例:明細書、図面、請求の範囲)において全体が開示された技術情報であって技術の新規性を示す部分である。発明情報は特許文献の請求範囲を指針として、明細書及び図面を十分考慮した上で決定される。
非発明情報はそれ自身が新規な技術を示すものではないがサーチャーに有益な情報を構成すると考えられる情報である。」
先のIPC第7版までのメインクラス分類に対し、IPC-Rでは1つの文献が1以上の発明情報を有する場合もあります。
先の第7版までの「版」情報に代わり、IPC-Rでは新しい分類コードごとに「バージョン」情報が付与されます。公報表紙にはyyyymm(年月)と表記され、データベースレコードにはyyymmddの形式で年月日が付与されます。該当するサブグループが改定された日付はこのバージョン記号で表示されます。
先のIPC第7版までは5年ごとの改定であったのに対し、コアレベルは3年ごとに改定され、アドバンストレベルにおいては3ヶ月ごとの改定となります。
2006年までは分類改定は5年ごとに実施され、各公報には発行時点に有効なIPCが付与されてきました。IPC-Rでは既発行公報の再分類がなされ、今後改定のある分類については全ての既発行公報に遡って再分類が実施されるようになります。
- セクション
- クラス
- サブクラス
- グループ
- サブグループ
IPC分類は発明の特許に関する全技術分野を8つのセクションに区分したものです。セクションはIPC分類における最上階層となります。
各セクションは「クラス」にさらに区分されます。「クラス」は分類階層における2階層目となります。
クラスには1つまたは2つの「サブクラス」が存在します。「サブクラス」は3つ目の階層段階となります。
サブクラスはグループに細分化されますがこれには「メイングループ」(分類階層の4階層目)または「サブグループ」(メイングループレベルの階層段階に従属する最下層の分類)があります。
IPC-Rの分類階層形式は以下の通りです:

検索フィールドの定義と検索式 よりフィールド: IPC Code (IC)の詳細をご参照ください。
以下のURLよりIPC-Rに関する詳細情報をご参照いただけます。
- International Patent Classification Guide(英語)
- IPC-R Frequently Asked Questions(英語)
- IPC Reform(英語)
- IPC Eighth edition(英語)
- IPC8 Concordance
上記IPC Eighth editionリンクへ進み、RCLタブをクリックします。 - US to IPC8 Concordance(英語)
