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Overview (概要)


本項には、検索式を作成する場合、その検索結果を関連性が高く処理しやすいものにする上で役立つ情報を記載しています。目的に合わせて検索式に工夫を凝らせば、情報検索にかかる時間は少なくて済み、検索後の作業に時間をかけることができます。

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Entering Queries on the Delphion Website ( Delphion ウェブサイトで検索式を入力する方法)


Delphion ウェブサイトで検索式を入力する場合、「 Advanced (詳細) 」検索画面から行います。

画面(上部)の「 Advanced Text Search 」セクションでは、検索したいコレクション、および検索結果でページごとに表示させるレコード数を指定することができます。日付範囲を指定するためのドロップダウンボックスもあります。

検索結果を受け取ると、検索結果の画面上部には、入力された検索式のリフォーマットの方法が表示されます。 Delphion では、検索エンジンによる処理を迅速化するため、入力された検索式をリフォーマットします。入力された検索式から期待どおりの結果が得られなかった場合、リフォーマットされた検索式を調べ、問題解決のヒントがないか確かめることができます。

そのほか、検索結果の画面上部にはテキスト入力ボックスがあり、そこから、リフォーマットされた検索式を繰り返し実行することができます。検索式の変更や新規入力は、このテキスト入力ボックスで行います。

テキスト入力ボックスのすぐ下で、この検索結果を得るために検索するコレクションを確認します。

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Complex Queries (複雑な検索式)


複雑な検索式は下記のいずれか、または複数の条件を含みます:

 

  • 複数のブール演算子
  • 2つ以上のPatent Collectionを選択した検索
  • 半角100文字以上の検索式
  • ブール演算子のあとに指定する演算子(近接、Thesaurus、ワイルドカード、ウェイト指定など)を2つ以上指定した検索

 

複雑な検索式は慎重に作成されなければ下記のような検索エラーが発生する原因となります。

 

  • エラーメッセージ(“0 matches found out of 0 patents searched"など)
  • 検索タイムアウト
  • 検索対象のPatent Collectionに対し、全レコードの検索を完了することができず、部分的に実行された検索の範囲内のヒット数を表示(これにより同じ検索式を繰り返すとヒット数に一貫性がみられない結果となります)

 

複雑な検索式を作成する際は適切な検索を実行するために下記の点にご留意下さい:

 

  • 後方一致(検索式の筆頭文字をアスタリスク( * )にしない)
  • 1文字の次にアスタリスク( * )を指定しない(アスタリスクは最低2文字の英数字の後に指定します)
  • 2文字以下の英数字の後に複数のクエスチョンマーク(????)を指定しない
  • 2つ以上のPatent Collectionを選択する場合、アスタリスク(*)を含む語を6語以上指定しない

 

上記注意事項に沿っても検索結果が得られない場合は、さらに下記の操作をお試し下さい:

 

  • 各Patent Collectionを1つずつ選択して検索を1回ずつ実行します。その際、各検索結果をWork Fileに保存し、全ての検索を終了後、Work FileのMerge機能を用いて検索集合を作成します。
  • 検索がうまく実行されない場合、同じ検索式を連続的に何度も実行しないようにご注意下さい。検索式の実行が正しく行われない場合はテクニカルサポートまでお問い合わせ下さい。
  • 複数のPatent Collectionを検索する場合、ワイルドカードの多用が検索式に負荷をかけてしまう可能性がありますのでワイルドカードの指定数を抑えてください。
  • 検索式を条件ごとに分割し、各検索を1回ずつ実行します。その際、各検索結果をWork Fileに保存し、全ての検索を終了後、Work FileのMerge機能を用いて検索集合を作成します。

 

複雑な検索に関してさらにご不明な点は、テクニカルサポートまでお問い合わせ下さい。

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Boolean Operators (ブール演算子)


ブール演算子は、検索結果に加えたいキーワードまたは検索結果から除外したいキーワードを指定する場合に使用します。

  • 両方とも必ず含まれる二つの単語を連結するには AND を使用します。
  • どちらか一方が必ず含まれる二つの単語を連結するには OR を使用します。
  • 除外する単語を指定するには NOT を使用します。

演算子は大文字と小文字が区別されません。したがって、 AND 、 OR 、 NOT は大文字にしなくても構いませんが、自分自身で検索後と演算子をはっきり区別できるように大文字で記述すると便利です。

1 AND 演算子 :
Patent Applicant/Assignee ( 特許出願人/申請人: PA) が Hewlett-Packard で、 Title ( 発明の名称: TI) に printer および scanner という 2 つの単語が両方含まれている特許をすべて検索するには、以下のような検索式を使用します。

(Hewlett-Packard <in> PA) AND (printer AND scanner) <in> TI

printer scanner およびブール演算子 AND が括弧で囲まれていることに注意してください。この括弧は、 printer および scanner という 2 つの単語がいずれも TI フィールドに含まれるように指定するものです。この括弧を外した場合、特許レコードの任意のフィールドに printer という単語、 TI フィールドに scanner という単語を含む特許が検索結果として出力されます。

2 OR 演算子 :
Patent Applicant/Assignee ( 特許出願人/申請人: PA) が Hewlett-Packard で、 Title ( 発明の名称: TI) に printer および scanner という 2 つの単語のどちらか一方が含まれている特許をすべて検索するには、以下のような検索式を使用します。

(Hewlett-Packard <in> PA) AND (printer OR scanner) <in> TI

上の例 1 と同様、 printer および scanner という 2 つの単語、およびブール演算子は、括弧で囲まれています。この括弧は、 printer および scanner という 2 つの単語がいずれも TI フィールドの検索条件であることを示しています。この場合、ブール演算子は OR ですから、 2 つの単語のどちらか一方(または両方)が TI フィールドにある特許であれば適格ということになります。

3 NOT 演算子 :
Patent Applicant/Assignee ( 特許出願人/申請人: PA) が Hewlett-Packard で、 Title ( 発明の名称: TI) に printer という単語が含まれ、かつ scanner という単語が含まれていない特許をすべて検索するには、以下のような検索式を使用します。

(Hewlett-Packard <in> PA) AND (printer NOT scanner) <in> TI

上の例と同様、 printer および scanner という単語、およびブール演算子は括弧で囲まれているので、 2 つの単語はいずれも TI フィールドの検索条件です。この場合、ブール演算子は NOT ですから、 TI フィールドに printer という単語があり、かつ、 scanner という単語がない場合のみ、検索結果として適格ということになります。

4 複数連ねた NOT:
複数の NOT 演算子を連ねて、検索式からいくつかの単語を除外することもできます。 printer という単語を含め、かつ、検索結果から ink jet というフレーズの一般的なバリエーションを除外するには、以下のような検索式を使用します。

(Hewlett-Packard <in> PA) AND (printer NOT "ink-jet" NOT "inkjet" NOT "ink jet") <in> TI

複数の AND NOT を連ねても検索結果は全く同じですが、必要なキー入力数は増えます。それでも、好みに合わせて以下のように記述しても構いません。

(Hewlett-Packard <in> PA) AND (printer AND NOT "ink-jet" AND NOT "inkjet" AND NOT "ink jet") <in> TI

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<in> 演算子の使用法


<in> は近接演算子です。指定したキーワードが特許レコードの特定フィールドに含まれた文書を選択する場合に役立ちます。近接演算子は、ギュメ(大なり・小なり記号)で囲みます。大文字と小文字は区別されないので、どちらを使用しても構いません。

<in> 演算子を使用する場合、検索したいフィールドを指定する必要があります。使用するフィールド名は、公認されたものであれば、フルネームでも略称でも構いません。以下の 2 つの検索式では、全く同じ結果が得られます。

フルネームを使用した検索式 :
monoclonal <in> title

フィールド名に略称を使用した検索式 :
monoclonal <in> TI

フィールド名の略称は、すべて大文字で記すのが一般的ですが、いずれも大文字と小文字は区別されません。以下の検索式でも、上の 2 つの検索式と同じ結果が得られます。

フィールド名に小文字の略称を使用した検索式 :
monoclonal <in> ti

フィールド名に自然言語を使用すると、無効になります。以下の検索式を実行すると、検索式に誤りがあるという内容のメッセージが表示されます。

フィールド名が不適切な検索式 :
monoclonal <in> the patent title

注 : データフィールドでは <in> 演算子は無効となります。

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Searching for Phrases (フレーズ検索)


検索エンジンはデフォルトで phrase searching (フレーズ検索) を実行します。ということは、検索を行う場合、コンマや他の演算子で区切られていない複数の単語は、一つのまとまり(フレーズ)として扱われます。したがって、たとえば optical fiber を検索した場合、その結果には optical fiber 、 optical fibers 、 optic fiber が含まれます。これらの単語は必ず特定の順序で隣接しています。語尾補正機能もデフォルトで ON になっているため、連語のバリエーションも表示されます。

検索式に optical および fiber という 2 つの単語を必ずしも隣接しないように任意の順序で含めたい場合、フレーズ検索機能が OFF になるような方法で検索式を作成します。

検索構文 ...

フレーズ検索機能 ...

検索結果の内容 ...

optical fiber

on

  • optical fiber
  • optical fibers
  • optic fiber

(optical AND fiber)

off

  • optical fiber
  • fiber optic
  • optical transmission fiber
  • optical glass fiber

relational database

on

  • relational database
  • relational databases
  • related databases

(relational AND database)

off

  • relational databases
  • method for querying multiple, distributed databases by selective sharing of local relative...
  • method relating to databases
  • database relational extenders

Searching for Exact Terms vs. Stemming (完全一致語と語尾補正による検索) 」もご覧ください。

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Date Range Searching (日付範囲検索)


Date Range Searching により、検索を指定または制限することができます。

データフィールド名の後に、 小なり、等号、大なり のいずれかの数学記号を一つまたは複数加えます。その後、検索したいデータを指定します。最良の結果を得るには、必ず ISO データフォーマット( YYYY-MM-DD :西暦 - 月 - 日)を使用してください。

指定する日付 ...

使用する記号 ...

記号の数学的意味 ...

指定日より前

  <

小なり

指定日

  =

イコール

指定日より後

  >

大なり

指定日または指定日より前

  <=

小なりまたはイコール

指定日または指定日より後

  >=

大なりまたはイコール

2 つの指定日の間(指定日を含む)

  >= <=

大なりまたはイコール、かつ、小なりまたはイコール

: 小なり、イコール、大なりの各記号は、データフィールドでのみ有効です。いずれも、テキストフィールドで使用することはできません。

1 、指定日より前の日付 :
Publication Date ( 公報発行日: PD) が 1991 年 1 月 1 日より前で、 Patent Applicant/Assignee ( 特許出願人/申請人: PA) が Canon Title ( 発明の名称: TI) に image という単語が含まれた特許をすべて検索するには、以下の検索式を使用します。

(Canon <in> PA) AND (image <in> TI) AND (PD<1991-01-01)

上記検索式の 3 つの主要素は、特許フィールドの検索時に別々の条件となるように、それぞれ括弧で囲まれていることに注意してください。

この場合、検索式の各要素はブール演算子 AND で連結しているので、特許が検索結果に表示されるには 3 つの要素の結果がすべて正となる(検索条件に適合する)必要があります。

2 、指定日より前の日付または指定日 :
「例 1 」と同じ基本検索式を使用しながら、実際に 1991 年 1 月 1 日に発行された特許を含めるには、以下の検索式のように、小なりとイコールの両方を使用します。

(Canon <in> PA) AND (image <in> TI) AND (PD<=1991-01-01)

上記検索式の結果には、「例 1 」の検索式の結果表示されるすべての特許のほか、実際の Publication Date ( 公報発行日: PD) が 1991 年 1 月 1 日に該当する特許が含まれます。

3 2 つの指定日の間(指定日は除く) :
Publication Date ( 公報発行日: PD) が 1988 年 12 月 31 日と 1991 年 1 月 1 日の間(その両日は除く)に該当する特許を検索するには、以下のように検索式を作成します。

(Canon <in> PA) AND (image <in> TI) AND (PD>1988-12-31 AND PD<1991-01-01)

1989 年 1 月 1 日は 1988 年 12 月 31 日より後の最初の日付で、 1990 年 12 月 31 日は 1991 年 1 月 1 日より前の最初の日付です。したがって、上記の検索結果には 1989 年 1 月 1 日に発行された特許、 1990 年 12 月 31 日に発行された特許、およびその両日の間に発行されたすべての特許が含まれます(ほかの指定された検索条件に適合する場合に限る)。

4 2 つの指定日の間(指定日を含む) :
Publication Date ( 公報発行日: PD) が 1988 年 12 月 31 日から 1991 年 1 月 1 日までの期間(その両日を含む)に該当する特許を検索するには、以下のように検索式を作成します。

(Canon <in> PA) AND (image <in> TI) AND (PD>=1988-12-31 AND PD<=1991-01-01)

検索結果に含まれる最初の日付は 1988 年 12 月 31 日、同じく最後の日付は 1991 年 1 月 1 日となります。その両日に挟まれた期間も検索結果に含まれます。

注 : 検索するコレクションが大型または複数の場合(検索式の結果が 500 件を超える場合)、希望の日付範囲に該当する特許をすべて確認することはできません。このような場合、検索結果が 500 件より少なければ閲覧は簡単になり操作も正確にできますから、そうなるように検索式を書き換えてください。このような場合、日付範囲を使用するのが最も手っ取り早いでしょう。

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Searching for Exact Words vs. Stemming (完全一致語と語尾補正による検索)


Delphion 検索エンジンは、自動的に stemming (語尾補正) を実行します。ということは、単語を入力すると、検索結果には検索語とともに語根または語幹を共有する単語が含まれます。たとえば prime の場合であれば、検索結果には primed 、 priming 、 primaries 、 primates などの単語が含まれます。

検索時に Stemming (語尾補正)を使用したくない場合、完全一致キーワードのみを検索対象とする条件を検索式で指定する必要があります。完全一致検索を指定するには、キーワードを二重引用符で囲みます。

 

検索構文 ...

語尾補正機能 ...

検索結果の内容 ...

prime

on

prime, priming, primed, primates, primaries, and other words with the same stem

"prime"

off

prime

carbon

on

carbon, carbons, carbonate, carbonates, carbonated, and other words with the same stem

"carbon"

off

carbon

Stemming (語尾補正)は言語上の処理であり、検索結果には語幹の 言語 拡張子が含まれます。検索結果に語幹または単語の拡張子(右側)をすべて含めるには、ワイルドカードを使用します。

Searching for Phrases (フレーズ検索) 」と「 Wildcards (ワイルドカード) 」もご覧ください。

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Nesting and Order of Operation (ネスティングと演算の順序)


括弧を使用するのは、演算の順序を規定するネスト(入れ子)を作るためです。ネスティングを行えば、検索エンジンは指示された順序で検索式を処理し、解釈の不一致を防ぐことができます。以下の二つの検索式からは、全く異なる結果が得られます。代数学の場合と同様、カッコ内の演算が先に行われます。

検索構文 ...

検索結果(レコード件数)

(driving OR protection) AND helmet

1000 件未満

driving OR (protection AND helmet)

150,000 件超

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Order of Precedence (優先順位)


検索式は 優先順位 に関する一定の規則に従って解釈されます。つまり、ある演算子は別の演算子よりも先に処理されます。検索式は左から右に解釈されますが、ある部分はほかの部分より先に処理され、それが検索エンジンによる検索式の解釈方法に影響を及ぼします。

演算子を処理する場合の優先順位は、以下のとおりです。

  • <yesno>
  • <thesaurus>
  • NOT
  • <near> 、 <near/n> 、 <order><near> の処理はすべて同等
  • <in>
  • AND
  • OR

優先順位の規則が検索エンジンの検索処理にどのような影響を及ぼすか、以下の例で示します。
 
1 AND OR より優先 :
feline disease または ferret disease に関する特許を検索したいために以下のように入力した場合、

ferret OR feline AND disease

AND の処理は OR より優先するため、検索エンジンは上の検索式を以下のように解釈します。

ferret OR (feline AND disease)

その結果得られるのは、 feline disease を両方含むレコード、または、 ferret を含み disease は含んだり含まなかったりするレコードということになります。
 
そこで、上の検索式を正しく直すと、以下のようになります。

(ferret OR feline) AND disease

これで検索結果に表示されるすべてのレコードには、 disease という単語と、 feline または ferret という単語が含まれるようになります。

2 <in> AND より優先 :
Title に feline および disease という単語を含む特許を検索したい場合、以下のように入力します。

feline AND disease <in> title

<in> の処理は AND より優先するので、検索エンジンは上の検索式を以下のように解釈します。

feline AND (disease <in> title)

その結果得られるのは、 Title に disease を含み、かつ、任意の検索可能フィールドに feline を含むレコードということになります。
 
そこで、上の検索式を正しく直すと、以下のようになります。

(feline AND disease) <in> title

これで検索結果に表示されるすべてのレコードの Title には、 feline および disease という単語が両方含まれるようになります。

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Relevancy Scoring (関連性スコアリング)


Result Set 検索結果の各レコードには、(「 Result Set 」画面の右端に)スコアが表示されます。このスコアは、そのレコードと検索式との関連性を示すものです。

スコアの決定は、当社の検索エンジンに組み込まれたアルゴリズムに基づいています。この検索エンジンは、文書内で見つかった検索語の密度を算定します。密度の計算は、文書のテキスト全体と比較して行います。そのため、ある単語の出現頻度が高い文書でも、全体の分量が多いと、それより同じ単語の出現頻度が低くても全体の分量が少ない文書より、スコアが低くなる場合もあります。さらに、近接演算子を使用すると、文書内の単語の近接性もスコアの因子となります。スコアを決定するアルゴリズムの詳細は、当社が専売するものです。このアルゴリズムは、デフォルトのスコアリング機構です。

関連性スコアは、テキストでキーワードを検索する場合に有効性が高くなります。 IPC 検索や出願人検索など、単語のインスタンスを特定フィールドで検索する場合、有効性は低くなります。

関連性スコアを使用したくない場合、「 Result Set (検索結果)」の「 Current Results (作業中の検索結果)」タブにある「 Use Relevancy Score? (関連性スコアを使用しますか?)」トグルを OFF にします。それ以外の方法として、以下のように検索式の前に <yesno> 演算子を挿入すると、簡単にスイッチを OFF にすることができます。

<yesno> (carbon <in> ti)

関連性スコアリングを ON にすると、 Result Set は関連性の順序でソートされます。スコアリングを OFF にすると、 Result Set は日付順に戻ります。「 Result Set 」画面で任意の列のヘッダをクリックすれば、 Result Set を簡単にソートし直すことができます。

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<near> <near/ n > および <order> 演算子


<near> および <near/ n > の近接演算子を使用すると、指定した単語の近接性(表示される場所が近いか遠いか)に基づき、関連性の高い文書を検索することができます。

<near> は、指定された検索語が含まれている文書を選び出す演算子です。 Delphion の検索エンジンは、文書内で検索語の相互間隔が 1024 語以上ある場合、その文書のスコアを 0 とします。文書内の検索語が近接しているほど、文書の関連性スコアは高くなります。

<near/ n > は、指定した語数の中に 2 つ以上の検索語が含まれている文書を選び出す演算子です。「 n 」は 1024 以下の任意の整数です。この場合も、文書内の検索語が近接しているほど、文書の関連性スコアは高くなります。

<near> および <near/ n > 演算子はいずれも、単語の順序を指定しません。単語の順序を指定するには、 <near> または <near/ n > 演算子の前に <order> を挿入します。

: NOT コマンドを近接演算子と一緒に使用することはできません。

1 <near> 演算子 :
以下の検索式は、 <near> 演算子の構文例です。

coffee <near> filter ( この Result Set には、 filter という単語の近くに coffee という単語を含むレコードがすべて含まれます )

(coffee <near> filter) <in> description ( この Result Set には、「 Description 」フィールド内の filter という単語の近くに coffee という単語を含むレコードがすべて含まれます )

(coffee <near> filter) <in> (abstract,claims) ( この Result Set には、「 Abstract 」または「 Claims 」フィールド内の filter という単語の近くに coffee という単語を含むレコードがすべて含まれます )

((dog OR cat) <near> carrier) <in> description ( この Result Set には、「 Description 」フィールド内の carrier という単語の近くに dog または cat という単語を含むレコードがすべて含まれます )

検索語が互いに近接しているほど、その文書の関連性スコアが高くなることを忘れないでください。

2 <near/ n > 演算子 :
以下の検索式は、 <near/ n > 演算子の構文例です。変数に応じて Result Sets が変わることを示します。

(inorganic <near/10> solvents) <in> claims ( 検索したコレクションで 1,000 件を超えるレコードを発見 )

(inorganic <near/100> solvents) <in> claims ( 検索したコレクションで 4,000 件を超えるレコードを発見 )

(inorganic <near/300> solvents) <in> claims ( 検索したコレクションで 5,000 件を超えるレコードを発見 )

検索語が互いに近接しているほど、その文書の関連性スコアが高くなることを忘れないでください。

3 <order> 演算子と <near> および <near/ n > との併用 :
以下の検索式は、 <near> および <near/ n > 演算子を使用した構文に <order> 演算子を加えることにより、目的の単語が検索条件に合った順序で表示されるように指定した例です。

((dog OR cat OR pet) <order><near> (cage OR carrier)) <in> description

上の検索式では、 cage または carrier という単語の近くに dog cat pet のいずれかの単語を含むレコードが検索されますが、そのレコードは dog cat pet のいずれかの単語が cage または carrier という単語より前に表示される場合に限定されます。この <order> 演算子を使用しないと、 Result Set には、 cage または carrier という単語が dog cat pet のいずれかの単語より前に表示される場合も含まれます。

(((wire OR mesh OR screen) <order><near> (dog OR cat OR pet)) <order><near> (cage OR carrier)) <in> abstract

上の検索式の Result Set に表示されるレコードには、 wire mesh screen のいずれかの単語が含まれ、その後これに近接して dog cat pet のいずれかの単語、またその後に cage または carrier という単語が続きます。上の検索式の Result Set に含まれる特許の抄録を、以下に示します。

 

A collapsible pet enclosure that is fashioned to fit in standard windows and has removable material coverings and screen panels on all sides. Domestic animals can use the enclosure to enjoy the out doors with out the owners fearing for their safety or health, as is the case in letting pets out of doors on the ground level. There are detachable wheels as part of the unit that convert the enclosure to a mobile pet carrier , that one may roll instead of carry.

 

<near/ n > 演算子は、ほぼ同じように機能しますが、目的の単語と単語の最大間隔を指定し、目的の単語が好きな順序で表示させることができます。 <near/ n > と <order> を併用した構文例を、以下に示します。

(((inventory OR component OR parts) <order><near/10> (management OR tracking OR location) <order><near/15> ("bar code" OR hand-held OR wireless)) <in> abstract

上の検索式の Result Set に含まれるすべてのレコードは、 inventory component parts のいずれかの単語の 10 語以内に management tracking location のいずれかの単語を含み、その後、これらの単語の組み合わせが表示されてから 15 語以内に必ず " bar code " 、 hand-held wireless のいずれかの単語が表示されます。この検索式を <near/ n > 演算子で実行すると Result Set に表示される特許は 17 件ですが、 <near> 演算子だけで実行した場合は 100 件を超えます。これで <near/ n > 演算子がいかに検索対象の絞り込みに役立つかが分かります。上の検索式の Result Set に含まれる特許の抄録を、以下に示します。

A method of inventory management is described. Upon activation of a button on a wireless device, the wireless device having a light source and a transceiver with a unique media address corresponding to a unique product, the device broadcasts a first signal including an order command and the unique media address by the transceiver via a wireless medium. A central controller then receives the first signal, identifies the unique media address included in the first signal, and using a database, identifies the unique product associated with the unique media address.

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Thesaurus Operator Thesaurus 演算子)
THESAURUS は、単語のインデックスを検索し、検索式に含まれるキーワードの同義語を探す演算子です。

以下の検索式は、検索エンジンに対して、 Title (TI) フィールドに含まれる bow という単語を探すように要求するものです。

bow <in> TI

上の検索式の Result Set には、 archery bow 、 bow tuning equipment 、 gift wrapping bow 、 bow assembly for a ski lift 、 key bow 、 ladder for a boat bow 、 bow rake 、 violin bow cover に関する特許が含まれます。すべての特許レコードの Title には bow という単語が含まれます。検索したコレクションの場合、 Result Set は 1,000 件を超えました。

以下の検索式は、 <THESAURUS> 演算子を使用して、検索結果に、 Title に bow の同義語が含まれる特許を含めるように検索しています。

<THESAURUS> bow <in> TI

上の検索式の Result Set には、 Title に bow という単語とその同義語を含む特許が含まれます。見つかった同義語には、 bend 、 bending 、 turn 、 turnable 、 yield 、 yielding 、 curved 、 curving 、 round 、 crook があります。検索したコレクションの場合、 Result Set は 10,000 件を超えました。

注 : Thesaurus は主に一般的な単語を対象としているので、科学技術用語の場合は必ずしも役に立ちません。

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Wildcards (ワイルドカード)


wildcard (ワイルドカード) は、検索式の中で一つまたは複数の文字を表す記号です。

Delphion は、すべてのコレクションを対象とする検索式について、各文字列の右側に加えるワイルドカード( 前方一致: right-hand truncation )をサポートしています。つまり、検索語の右側に、ワイルドカードとしてアスタリスクとクエスチョンマークの両方を使用することができます。これによって、一つまたは複数の語尾が分からない単語でも検索することができます。

左側に加えるワイルドカード(後方一致: left-hand truncation )については、 German Applications および German Granted コレクションでアスタリスクとクエスチョンマークの両方を使用することができます。その他すべてのコレクションについては、後方一致はクエスチョンマークに限りサポートされています。これによって、最初の一つまたは複数の文字が分からない単語でも検索することができます。

ワイルドカードとして使用可能な記号を下表に示します。

ワイルドカードの記号

説明

?

クエスチョンマークのワイルドカードは、 1 文字を表します。検索語の中に一つまたは複数のクエスチョンマークを使用すると、特定数の文字を表します。

クエスチョンマークは一つの単語の中で使用することができます。

*

アスタリスクのワイルドカードは、ゼロまたは不特定数の文字を表します。

アスタリスクは一つの単語の中で使用することができます。

アスタリスクを後方ワイルドカードとして使用する場合、ベースワードは複数の文字でなければなりません(例: x * は不可、 ox * は可)。


ワイルドカードを使用した検索式の例を以下に示します。

検索構文 ...

検索結果の内容 ...

carbo?

以下のように、 carbo という検索文字列の後に文字を一つだけ加えた単語が含まれます。

  • carbon
  • carbox
  • carboy

carbo??

以下のように、 carbo という検索文字列の後に文字を二つ加えた単語が含まれます。

  • carbons
  • carboxy
  • carbody
  • carbony

car?on

以下のように、 car と接尾辞 on との間に文字を一つ加えた単語が含まれます。

  • carbon
  • carton

carbo*

以下のように、 carbo という文字列の後に、不特定数の文字を加えた単語または文字を一つも加えない単語が含まれます。

  • carbon
  • carbonate
  • carbonated
  • carbohydrate
  • carbonyl
  • carboxylic
  • carborane-(siloxane or silane)-acetylene
  • carbonless
  • carboxamide
  • carboxylate
  • carbonaceous
  • carboxypeptidases
  • carboxamido

carbo*ate

以下のように、 carbo と接尾辞 ate との間に不特定数の文字を加えた単語

  • carbonate
  • carbohydrate
  • carboxylate-sulfate
  • carboxydiketonate
  • carbocysteinate
  • carboxysulfonate
  • carbothiolate
  • carboxylic-acid-amidothiolcarbamate

???oxide

以下のように、接尾辞 oxide の前に文字を三つ加えた単語

  • monoxide
  • peroxide
  • hexoxide
  • alkoxide
  • suboxide
  • trioxide
  • ethoxide

*oxide

以下のように、接尾辞 oxide の前に不特定数の文字を加えた単語、または文字を加えない単語

  • monoxide
  • peroxide
  • hexoxide
  • alkoxide
  • suboxide
  • trioxide
  • ethoxide
  • titanoxide
  • hydroxide
  • nioboxide
  • tetrahydrothiopyran-phenyloxazolidinon-s-oxide
  • lithium-mangan-mischoxide

: 左側に加えたアスタリスクのワイルドカード(後方一致: left-hand truncation )が有効になるのは、 German Applications および German Granted コレクションの場合に限られます。

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Weighting Search Terms (検索語のウェイト指定)


検索式の中の各検索語にウェイトを割り当てると、その検索語の検索における相対的な重要性を指定することができます。ウェイトは 01 から 100 までの数字で表し、重要度は 01 が最低、 100 が最高となります。ウェイトは複数の単語を比較して行うものですから、一つの検索語だけをウェイト指定することはありません。

たとえば、歯ブラシホルダーに関連する特許を確認したい場合、歯ブラシホルダーに関する特許だけでなく、その他のホルダーに関する特許も関心の対象となるでしょう。そこで、歯ブラシホルダーに関する特許がその他のホルダーに関する特許に比べて二倍重要であるとすれば、検索式でそのようにウェイトを指定します。このような検索式を作成するには、以下のようにウェイトをブラケット(角括弧)で囲み、単語を OR で連結します。

([100](toothbrush AND holder) OR [50]holder)

スコア別にソートすると、上の検索式の Result Set では、 toothbrush および holder という両方の単語を含む特許のスコアは holder という単語だけを含む特許よりも高くなります。検索を時間範囲の条件(たとえば 1 年)で制限すると、スコアに差を付けやすくなります。

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<accrue> 演算子


<accrue> は、指定した検索語が一つ以上含まれた文書を選び出す演算子です(その意味では OR と似ています)。それに加えて、 <accrue> には、検索要素が指定文書に表示される回数に応じて文書を格付けする機能があります。表示頻度が高いほど、スコアは高くなります。

<accrue> は、すべての連結後の表示回数を集計してスコア化する演算子です。そのため、検索語が単語一つの場合 <accrue> は効果がありません。

検索式の作成は以下のいずれかのように行います。

toothbrush <accrue> holder
または
toothbrush <accrue> holder <accrue> soap
または
<accrue> (toothbrush, holder)
または
<accrue> (toothbrush, holder, soap)

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Relevancy Scoring, Weighting, and <accrue> Compared (関連性スコアリング、ウェイト指定、 <accrue> の比較)


ウェイト指定、関連性スコアリング、 <accrue> の三つの検索オプションは、相互に関連性があり、混乱する場合がよくあります。文書のスコアリングはどのようにして行われるのか、という質問に簡単に答えるとすれば、それはキーワードの表示頻度によります。ただし、そのほかにも注意すべき点はあります。別の要因でスコアリングが影響を受ける場合もあります。

Relevancy score (関連性スコア)
Relevancy scoring (関連性スコアリング) は、検索する文書内の検索語の密度に基づきます。これはデフォルトのスコアリング機構です。

Weighting (ウェイト指定)
Weighting (ウェイト指定) は、検索式を作成するときにリクエストするものです。適格な文書の重要性について、どのように指定するかを検索エンジンに指示します。

<accrue>
<accrue> は、指定の検索要素が一つ以上含まれた文書を選び出す演算子です。検索要素が多く含まれているほど、スコアは高くなります。

Results (検索結果)
検索式の作成方法を変えると関連性スコアリングがどのような影響を受けるか、その例を以下に示します。この例を見ると、各検索式は全く同様ではありませんが、同じような検索式で得られた一つの特許でもスコアは異なっています。

以下の二つの検索式に対して、デフォルトの関連性スコアリングでスコアを算定しました。

(toothbrush OR holder) <in> AB = 97%

toothbrush <in> AB = 94%

検索式作成時に単語のウェイトを指定したところ、以下のスコアが得られました。

(([100](toothbrush AND holder) OR [50]holder) <in> AB) = 98%

<accrue> 演算子を使用したところ、以下のようなスコアが得られました。

(<accrue> (toothbrush, holder)) <in> AB = 70%

検索語が特許抄録の中で実際に表示された回数 :

  • toothbrush = 13
  • holder = 7
  • toothbrush holder = 7

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Alternative Languages (EP and WO collections only) (選択可能な言語( EP および WO コレクションのみ))


EP および WO 特許の場合、 Title (発明の名称)、 Abstract (抄録)、 Claims (クレーム)、 Description 、 Text (テキスト)の各フィールドは、ドイツ語、フランス語、スペイン語で検索することができます。

検索式に使用する検索語を下表に示します。

 

フィールド

言語と検索語

Title (発明の名称)

ドイツ語 : titlede

フランス語 : titlefr

スペイン語 : titlees

Abstract (抄録)

ドイツ語 : abstractde

フランス語 : abstractfr

スペイン語 : abstractes

Claims (クレーム)

ドイツ語 : claimsde

フランス語 : claimsfr

スペイン語 : claimses

Description

ドイツ語 : descriptionde

フランス語 : descriptionfr

スペイン語 : descriptions

Text (Title 、 Abstract 、 Claims 、 Description など、すべてのテキストフィールドを検索 )

ドイツ語 : textde

フランス語 : textfr

スペイン語 : textes

 

検索式は以下のようにフォーマットします。

aufzug <in> titlede
または
ascenseur <in> descriptionfr

注 1: 上記検索式の検索対象は、指定のコレクションにおいて指定の言語が使用可能なデータを含むレコードに限られます。

注 2: Delphion および Delphion Integrated View では、英語が第一言語またはデフォルトの言語です。ということは、フィールドデータに英語版があれば、 Integrated View には英語が表示されます。

たとえば、 aufzug titlede で検索した場合、 Result Set の title (発明の名称)には「 aufzug 」という単語ではなく、これに対応する英語「 elevator 」が表示されます。この場合、表示されるのは、英語版の title (発明の名称)が入手できる特許になります(英語が先に表示されるのはデフォルト言語であるためです)。これらの特許のいずれかを Integrated View で表示する場合、言語トグル( language toggle )をクリックして、 title (発明の名称)(または他のフィールド)をドイツ語の表示にします。

注 3: German コレクションを検索する場合、このコレクションの第一言語はドイツ語ですから、 titlede 、 abstractde 、 claimsde 、 descriptionde 、 textde を使用する必要はありません。

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